平成26年9月19日に行なわれた上野会総会での挨拶より抜粋

地球温暖化による異常気象の影響か、夏は、大型台風襲来やこれまでに経験したことが無いような集中豪雨により日本各地で土砂災害や竜巻などの被害が頻発しており、冬は、大雪による被害が出ています。大地震の脅威もまだまだあります。自然災害の多発に大変危惧しているところです。9月1日は防災の日でした。日頃から防災の意識を持ち、用心することに越したことは無いと思います。

年初は、昨年誕生した巨大与党の政権による政策がかなり進んで来ており、経済面では上場企業の業績が大幅に改善し、景気は回復基調にあると言われました。しかし、私ども事務所のクライアントである地方の企業にとっては厳しい状況でした。その後徐々に好転していくものと楽観的に考えていましたが、４月の消費税増税の影響や、これに伴う駆け込み需要の反動による消費の低迷は、天候不順とも重なって思った以上にあるようです。
せっかくの景気の上昇気分が萎えないような政策の実施と経済の動向に対する国の強いリーダーシップを期待したいものだと思います。特に地方経済の活性化に対する大胆で効果のある施策を切望します。強くて世界から期待される経済国家を目指してその施策を実施して欲しいと思います。事務所のクライアントである中小企業も、製造業や建設業などを中心にわずかずつではありますが良くなってきているように見えます。来年は更なる消費税の増税が予定されていますので、先はまだまだ厳しいと思います。しかし、経済の流れが良くなる方向にさえ向かっていてくれれば、頑張れるのかな、と思っております。

代表社員　松本事務所長　

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