令和4年9月16日

令和4年9月16日金曜日3年ぶりとなりました上野会総会、講演会が多くの上野会会員にご参加いただきまして開催されました。
挨拶の中から一部を紹介させていただきます。

さて、上野会計事務所は、本年2022年、創業110周年を迎えました。110年前といいますと、1912年大正元年になります。
110周年を迎えまして、関与先の皆様には、感謝の気持ちをお伝えいたしたく、あらためまして、来月、10月には、挨拶状を送らせていただきます。ご一読いただければ幸いです。

続きまして、税務面で直面している課題を1つだけお話させていただきます。
来年10月から消費税適格請求書、いわゆるインボイス制度が開始されます。事務所では、今月申告法人で、ほぼすべての課税事業者について、登録手続きが終了します。今後は、皆様の仕入先や外注先のなかで適格請求書発行事業者を選択しない取引先に対する取扱い、具体的には、消費税分の値引きを求めるかの仕入価格の値決めの問題になろうかと思いますが、情報収集や交渉が必要になろうかと思います。但し、当面の影響額を抑える経過措置も有りますし、どの位の消費税の納付額の増加になるかを検証せずに、過剰に反応して、大切な仕入先・外注先との関係を悪くする必要も有りません。今後対応を決めていただくに当たりまして、インボイス制度自体の理解は、国税庁のパンフレット等や一律の説明会でもできるのかもしれませんが、仕入れ値の変更とか、また適格請求書の様式の変更であるとか、関与先各位の固有の事情を踏まえて決定していただくことになりますので、それらを一番よく理解している、私共事務所の各担当者が相談に乗らせていただきたいと考えております。

最後になりますが、ここに改めまして上野会計事務所110年の歴史を踏まえ、これからも関与先各位の経営環境の変化を捉え身近で頼りになるアドバイザーとなるべくなお一層努力してまいる所存であります。今後とも変らぬご支援をお願い申し上げます。
本日はありがとうございます。

代表社員　松本事務所長　

【バックナンバー】