理事長挨拶
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理事長挨拶

平成23年9月9日、当事務所の関与先で構成する上野会が開催されました。下記は当日上野会総会における理事長挨拶であります。

理事長 第44回の上野会を開催させていただきましたところ、ご多用のなか多数のご参加をいただき、大変有難く厚く御礼申し上げます。また、常日頃、上野会計事務所に対しまして格別のご理解、ご交誼をいただいておりますことを初めに御礼申し上げます。

昨年は、9月17日にこの会を開催しましたが、この日は民主党の代表選挙の後、菅直人第一次改造内閣が大きな期待を受けてスタートした日でした。一年の流れの早さに驚くばかりですが、今年も1週間前に野田新内閣が誕生しました。一昨年の9月の政権交代による鳩山民主党内閣の誕生、そして昨年9月、本年9月と三度の内閣の誕生が、この会の開催時期と重なりました。はっきり言って、鳩山、菅内閣のもと、政治、経済、外交、震災からの復興等々混迷が深まるばかりで、我国にとって良かったことはありませんでした。野田さんには、政権交代後「三度目の正直」となるよう、活力ある国家の構築を期待したいと思います。

さて、この機会に事務所の現況についてご報告させていただきます。今年は税理士法人としてスタートして4年目を迎えました。当事務所はその理念として「地域企業と納税者のために高品質な業務を組織として提供する税理士法人となる」を掲げ、専門家として最高の仕事を提供することにより、お客様から高い信頼を得るべく業務を行っております。しかしながら、不安定な世界そして日本経済のもと、とりわけ地方や中小企業を取巻く環境が長期にわたり低迷するなか、我が事務所が専門家として十分な力を発揮しているかどうか一抹の不安があります。松本、諏訪事務所で税理士8名、両事務所で総勢50名に近い税理士法人として、お客様の期待を超えるような仕事をしなければなりません。
バブル崩壊から20年、今世紀に入って10年、社会の全ゆる物事が変化しているなか、上野会計事務所は変えてはならないものを残しつつも、時代に合わせて変化し進化しなければならないと考えています。
事務所のHPには記載しておりますが、私の祖父上野清次郎が当法人の前身であります上野会計事務所を創業したのは大正元年であり、今年は事務所の白寿、そして来年は100年目を迎えます。これを機会に、お客様に最高の仕事を提供できる事務所となるよう更なる努力をしていきますので、上野会会員の皆様には一層のご支援をお願いいたします。

さて、今年の松本は朝のNHK・TVドラマ「おひさま」で大評判となったほか、7月には歌舞伎の中村勘三郎が松本で復帰初舞台となる特別公演、国連によるワールドワイドな世界軍縮会議が松本で開催、更に8月には松本山雅の松田直樹選手の不幸、加えて最近ではベストセラーとなった「神様のカルテ」とその映画化でこれも舞台は松本、こんなに全国版で次々と松本が話題となったことは初めてだと思います。これをキッカケに、何とか松本を元気で活力ある都市にしていければと願っています。
ところで全国区の松本発のニュースはもう一つ、6月30日の松本を震源とする震度5強の地震でした。大きな被害を受けられた方々にはお見舞を申し上げますが、311の東日本大震災の後だけに、松本平に住む住民、居を置く企業は大きな不安を抱いております。本日はこれから、この不安に対する権威あるご見解を小坂先生から伺うことにしましたのでご期待下さい。
以上第44回上野会に当り、お礼のご挨拶とさせていただきます。

代表社員 理事長 上野 紘志


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