理事長挨拶
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理事長挨拶

平成22年9月17日、当事務所の関与先で構成する上野会が開催されました。下記は当日上野会総会における理事長挨拶であります。

理事長 毎年恒例の上野会、今年は43回を開催しましたところ、ご多用のなか沢山の会員の皆様にご参加をいただき大変有難く厚く御礼申し上げます。有難度うございました。

貴重な時間を頂戴しましたので、最初に、本年度の事務所の行動指針の一端を手短に申し述べさせて下さい。
私ども税理士法人上野会計事務所は、関与先の皆様の日常の会計と税務そして決算等に対し、専門家として高品質な業務を組織として実行提供していくことを事務所の理念とし、社員職員がそれぞれ皆様方のために仕事をさせていただいております。そして関与先の皆様から確固たる信頼をいただく事務所となることが一番大切ではないかと考えております。その為には厳しい経済環境のもと、様々な専門分野において高水準の知識の修得につとめる等、研修や人材の育成に意を注ぎ、常に関与先の皆様の優先課題を考え、できるだけ皆様とお目にかかり話をする機会を増やしていくことを実行しようとしています。要は、事務所構成員は常に能力アップを図り、関与先の皆様の身近に立って仕事をしようということであります。以上この場をお借りして、私ども事務所の今年の方針をご披露させていただきましたので、身近な専門家として何なりとお申し付け下さるようお願いします。

さて、今日の上野会は、会社の業種や規模、年令を超え、上野会計事務所の関与先ということで組織された親睦と勉強を目的とする集りであります。長い歴史を重ねてまいりましたが、私どもにとりましては一件一件全ての関与先が事務所のよって立つ基盤であり、同時に上野会は上野会計事務所応援団だと勝手に考えております。年に一度、応援団と事務所所員が一堂に会していただき、事務所と会員、そして会員相互に語り合っていただくことは意義の深いことと思います。また、会のもう一つの目玉である講演会ですが、今回は長野県を代表するグローバル企業セイコーエプソン株式会社の元副社長丹羽憲夫氏に講師をお願いしました。セイコーエプソンは売上高1兆円(最高時は1兆5千億円)、売上の40%が国内、米州、欧州、アジアそれぞれが20%という文字どおりの世界企業であります。そのセイコーエプソンにあって丹羽氏は1970年代初めからアメリカに赴任し、北米から南米までエプソンブランドを売り、1992年に子会社エプソンアメリカインクの社長、2004年にはセイコーエプソン本社の代表取締役副社長就任、2008年に退任されました。1960年代以降日本企業が急速に海外進出し、日本経済が高度成長し、日本企業がグローバル化するその最前線におられました。ご案内の演題でそのご経験をお話しいただくとともに、大変厳しい現在の日本の国際情況のなか日本や日本人そして日本企業のあり方を考える機会としたいと思います。

さて、本日は菅改造内閣のスタート、一昨日は円高への日銀による為替介入、ほんの少し変化の兆しが見えたのか、相変らずの低迷が続くのか分りません。実は私事ですが、1週間前911テロの記念日に私も年に1度必ず訪れる日を迎えました。本年は格別に意味深い、ゴルフ場利用税免除となる古稀の誕生日を迎えました。21世紀となってから、2001年に911、2008年9月にはリーマンブラザーズの破綻によるリーマンショック、昨年9月は鳩山内閣の誕生、今年は菅内閣の再スタートと、私の誕生日近辺では何か大きな変化が起っています。為替の水準、株価ともに最悪で、先進各国の景気は低迷し、新興国ばかりが成長する状況のなか、何とか日本経済に活力を取り戻して欲しいと願っています。9月ということで話が飛びましたが、いずれにしても、この厳しい状況のなか、しっかりと自らを守り育てる経営努力を続けなければなりません。当事務所も先程申し上げました理念、行動指針のもと皆様方のお役に立てるよう頑張りますので宜しくお願い申し上げます。本日は本当に有難度うございました。

代表社員 理事長 上野 紘志


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